護身ーアメリカ
今から45年前船でサンフランシスコに着いた。当時、持ち出せる所持金700ドルだけ、帰りの切符無し、1ドル360円の時代でした。3ケ月全米を社会勉強する予定。この時護身用として、キーホルダーに着いた十字架、2_3cmの刃先が出てくる物を持って行った。
知り合いの大学生が彼の護身用だと言って見せてくれたのは、づしりと重いピストルだった。
例え襲われても、武士の子孫として、一太刀浴びせて死のうと言う、考えでした。
相手の目を突くか、股間を突くか定かではなかった。
3ヶ月の予定が1年半になり、何に事もなく、無事帰国できた。
いじめー保育園
30数年前のことだ、保育園に通い始めた息子が、大きな子供にいじめられているらしい、妻から聞いた。側にいる息子に"食い付いてやれ"とだけ言った。
数週間後、いじめっ子に噛み付いたと先生から、妻が連絡を受けた。相手のおでこに噛み付いたらしい。どこへ噛み付いたらいいか言わなかったから仕方がない。
その後、いじめは無くなり、彼の人生の中でも、無いらしい。
彼はその時、怯まないと言うことを、学んだらしい。